ネットや書物等、いろいろと調べた結果、プリンスルートに決定。
初登山であり、いかに楽に楽しく登れそうかを考慮しました。
日本一の富士山は、日本一の天皇陛下が登られたコースで登るのが一番素晴らしいという私の意見に父も賛同してくれました。
5時30分発、水ヶ塚公園発富士宮口5合目行きに乗り、日帰り弾丸富士登山決行。
(当初は、6時が始発と思っており、5時30分発を知らず、到着してから知りました。)
時間には厳しい父により、自宅を3時出発。
前日は、通常勤務だった私は車内で傾眠させていただき、運転は父様。
当初は、私が2連休だった8月上旬に富士登山を計画していましたが、『天気が大事』という父の意向により、急遽予定変更。
『明日は晴れ。明日、(休みだから)登るぞ』となった。
私が富士山計画を立案したときは、父は富士山は見るものという価値観に縛られ、登ることは考えたことはなかったようでした。
『爺さんには無理だ(最近、自分に都合が悪くなると爺さんになる)』と言っていた。
しかし、事ある毎に、
日本人に生まれて、富士山に登ったことがないのは恥ずかしい。
外国人だって登りに来るのに。
一日でも若いうちに登ろう、来年になると、もっとくたくたになっちゃうよ。等と、
登山意欲の沸きそうな言葉かけを続けた。
父は、昔から登山は好きであったが、その結果、私より富士登山意欲が高まったようで、富士登山に向けての案内や、登山コース、駐車場までの行き方や料金、注意事項(高山病)等こと、いろいろとネットや図書館等で調べていた。
水ヶ塚公園には、4時過ぎに到着。駐車場代は1000円。
※7月10日~9月10日までの富士山が開山する登山期間は、マイカー規制施行のため、富士2合目から5合目までは、バス若しくはタクシーを利用。
水ヶ塚公園では、トイレ休憩し、軽食(手作り御握りやサンドイッチ等)食べ、お茶を飲む。
そして、バスを待つ間、散策して過ごす。
水ヶ塚公園の自販機では、すでに缶ジュースやペットボトルドリンクがやや高め。
缶コーヒー150円、ペットの麦茶やカフェラテ、お茶等200円。
そこで、バス停の前に人集り発見。5時30分にバスが出る!と急いで支度する。
水ヶ塚公園から富士宮5合目まで、バス代は往復2000円。
参考まで:
プリンスルートとは、皇太子徳仁親王殿下が平成20年(2008年)8月7日から8日にかけて富士登山をされた折にご利用になったルート。富士宮ルートから、御殿場ルートを繋いだルートで、富士宮口五合目の標高が他のルートよりも高いので山頂までの標高差が小さく、砂の載った岩場の多いルートよりも歩きやすく空いている御殿場ルートの6合目から上を利用出来る。
富士宮口五合目から登り始め、6合目の山小屋前を通って宝永山へのハイキングコースへ向かいます。宝永火口に降りて宝永山馬の背に出たら、トラバース(横断)ぎみに御殿場口六合目に抜けて、そのまま御殿場ルートで登頂します。
下山には、大砂走りを使って御殿場口新五合目に降ります。
御殿場口に下りずに、そのまま富士宮口五合目に降りることも出来ます。