父と娘の日記

或る70歳台父と40歳台娘の日々ー共通の趣味は、読書、音楽鑑賞(主にクラッシック)、登山、旅行等。

崎陽軒のシュウマイ弁当

 

崎陽軒の焼売弁当

先日、横浜へ用があって行くことになった時、お父ちゃんに、『崎陽軒の焼売弁当、買えたら買ってきてくれる?冷めてもご飯が美味しいんだって。』と言われた。

こういう場合、『買えたら』というのは、遠慮して言っているのであって、本当は買ってきてくれるのを大いに期待している。大抵食べ物。ずっと前、何か忘れましたが、『買えたら買ってき』てと言われたが、お店が混んでいたので、『買えたら』って言ってたから、買わなくてもいいのかと思って買わなかったら、とてもがっかりしていたことがあって以来、必ず買うことにした。

 

 

シウマイ弁当(シウマイべんとう)は、神奈川県横浜市西区に本社を置く「崎陽軒」が製造・販売する横浜駅の駅弁である。崎陽軒名物の焼売(中身はホタテガイと豚肉)が同梱されている。
日本で最も多く製造・販売されている駅弁とされる。幕の内弁当に特徴のある食材が加えられるタイプの弁当で、焼売以外のおかずも充実している。カロリーは732kcal。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より

 

シウマイには国産ブタ肉をその日の朝工場で挽いたひき肉と、北海道産の玉ねぎ、一晩水でもどした干し貝柱を戻した水ごと混ぜいれる。
まずは主役であるシウマイはいつ、どこからやってきたのか。そもそもは1928年(昭和3年)、崎陽軒初代社長である野並茂吉氏が「横浜になにか名物を」との思いから、中華街の料理人の知恵を借り、生み出した料理なのだそうです。

当時、小田原にはカマボコ、鎌倉にはハムなど主要な駅にはそれぞれ名物がありましたが、横浜にはこれといって何もなかったとことを憂えた野並氏は、中華街を食べ歩き、当時は突き出しとして供されていた焼売に注目し、独自のレシピでいまのシウマイを開発。そこから今年で90年! 化学調味料などは添加しておらず、冷めてもおいしいようにホタテの貝柱を配合するなど基本的にレシピは変わっていません。昔も今も、おいしい崎陽軒のシウマイです。

ちなみにこのシューマイでも焼売でもなく、シウマイという表記ですが、これは崎陽軒初代社長である野並茂吉氏の栃木県訛りから生まれた、なんてトリビアも。

 

昔から変わらないおなじみの俵型のごはん。
崎陽軒シウマイ弁当ファンが異口同音にほめ称えるポイント、それは「ごはんが冷めてもウマイ!」ということ。ベチャッと柔らかすぎず、ほどよい固さのごはんは、蒸気で炊き上げるのがそのヒミツ。俵型に抜かれ、黒ごまをパラリとまいて、小梅をそっと添えたらできあがり。

 

シウマイ弁当にはシウマイ5個に加えて、鶏のからあげ、鮪の照り焼、筍煮、玉子焼き、切り昆布、千切り生姜、アンズのおかずが詰められています。この中で、シウマイがもっとも人気なのは当然のことながら、2番めに人気のおかずは、筍煮。甘辛く煮付けられたタケノコはシャクシャクとした食感も楽しく、お弁当のよいアクセント。

 

崎陽軒のシウマイにはひょうたん型の磁器製醤油入れが入れられています。その名を「ひょうちゃん」。初代は有名マンガ「フクちゃん」の生みの親である横山隆一さんが原画を描いています。さまざまな表情とポーズで人気となり、たくさんの人がコレクションしています。残念ながら「シウマイ弁当」の醤油入れはプラスチック製の醤油入れですが、いまもときおり期間限定の商品に登場するほか、崎陽軒 横浜工場の見学コースではシウマイの試食皿として使われるなど、崎陽軒にとっては大切なキャラクターとなっています。

 

本社工場と横浜工場で製造されたものは昔ながらの掛け紙にヒモがかけられています。でも……
シウマイ弁当には横浜の街並みを描いた掛け紙がかけられています。ですが、この紙とヒモがかけられているのは横浜駅東口の本社工場と横浜工場で製造されたもののみ。東京の工場で製造されたものには、掛け紙と同じ模様がプリントされたかぶせ蓋が使用されています。この紙とヒモも、人の手でひとつひとつ丁寧にかけられていました。食べるときにはそんなことにも思いを馳せて感謝したいものですね。

 

崎陽軒
シウマイ弁当(860円/税込)は神奈川県・東京都内主要駅構内や百貨店などで販売。
・横浜工場の見学は月末と年末年始をのぞく水・木・金・土曜開催、参加費無料。
・予約は予約専用サイトからどうぞ。

お問い合わせ/☎045-472-5890(9:00~12:00、13:00~17:00)

                                                                        LEON.JPより

 

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電車で揺られ、シュウマイが片寄ってってしまった。

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何度見ても感動します。

 

 

 

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熱心なカープファンの漫画家のあかぎゆーとさん。あかぎさんが描くシウマイ弁当は、実に細かく精緻でありながら、愛情がこもった温かい雰囲気に満ちている。

崎陽軒シウマイ弁当」への愛がすごい...!               j-town.netより