父と娘の日記

或る70歳台父と40歳台娘の日々ー共通の趣味は、読書、音楽鑑賞(主にクラッシック)、登山、旅行等。

今週のお題「急に寒いやん」 急に寒くなってきたので、健康に注意しましょう。

今週のお題「急に寒いやん」

 

 

日本人の死因のうち、冬場に心疾病や脳血管疾病が多い。

 

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高血圧の方では、夏と冬の血圧差が10mmHg程度、中には20-30mmHg程度変化する方もあり、家庭で測定された血圧の変化をみながら薬を調節することも少なくありません。

冬場の血圧上昇は脳卒中心筋梗塞のリスクを高めます。
朝、起床後の血圧が135/85mmHgを超える場合、脳卒中のリスクが高くなることが報告されています。

高血圧の方は薬の服用の有無に関わらず、朝の血圧測定を心がけて。

 

 

冬に血圧が上がる理由

冬になると血圧が上がりやすくなり、寒さに暴露されると血圧は上昇。
例えば、4℃の水中に手首までつけると、平均して血圧が10-20mmHg上昇します。

高血圧の方だと、さらに上昇する場合があります。

これは血圧を調節する交感神経が刺激されて血管を収縮させることが主な原因。
また、冬は鍋物など塩分の多い食事が増えること、発汗が少なく、運動不足になりがちで体重が増えることも血圧上昇の要因となります。
晩酌習慣がある方は、夜の血圧は低下しますが、朝方の血圧は逆に上昇する「モーニングサージ」が生じやすいことが知られていますので注意が必要。

 

 

 

 

 

温度差のある部屋を行き来すれば、血圧の急変動が起こります。

いわゆるヒートショックです。

高齢者に多い入浴死も、脱衣場と浴槽の温度差による血圧変動が影響してます。

ヒートショックもまた、時には命に係わるリスクです。

 

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脳卒中狭心症心筋梗塞のサインに注意!

万一、脳卒中心筋梗塞が疑われたら、一刻も早く救急車を呼びましょう。

受診が早いほど治療の選択肢が増え、症状の改善や重症化の防止が期待できます。
「顔(片方がゆがむ)・腕(片方の力が入らない)・言葉(ろれつが回らない)」が脳卒中のサイン、「胸が締め付けられる、冷や汗」などが狭心症心筋梗塞のサインです。

 

健康に注意していきましょう!