父と娘の日記

或る70歳台父と40歳台娘の日々ー共通の趣味は、読書、音楽鑑賞(主にクラッシック)、登山、旅行等。

からつき落花生 

今週のお題「自分にご褒美」

 

からつき落花生 3個で148円でした。

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CGC
からつき落花生   規格/130g
からつき落花生中国優良産地の原料にこだわりました

 

 

 

・ピーナッツの効能

 

ピーナッツは『低GI食品

人間は食べ物を食べて消化されると、体内の血糖値が上がります。そのとき、体内のインスリンは、余った糖質を脂肪に変換するはたらきをします。それが肥満につながるのです。

ところが、食べた食品によって血糖値の上昇速度が異なります。この血糖値が上昇する度合を表す数値をGI値(グリセミックインデックス値)といい、食品ごとに数値が把握されているのです。

ピーナッツのGI値:15
ほかの食品のGI値を見てみましょう。70以上の高GI値の主な食物は、白米、パン、餅、煎餅、赤飯、お粥などがあります。対して、55以下の低GI値の主な食べ物は、こんにゃく(24)、プレーンヨーグルト(25)など、ダイエット中の味方になる食品です。それらの食品に比べてみても、ピーナッツのGI値、15はとびきり低い数値ですね。

ピーナッツは糖質に代わる時間が遅いだけに、体内血糖値の上昇度合いが緩やかで太りにくい食品といえるようです。

 

糖尿病のリスクを減らす

GI値食品のピーナツは、健康な人の糖尿病リスクを減らせるだけではなく、2型糖尿病の人にも一日血糖維持に効果があります。約40gのピーナッツを朝食に摂るだけで午前の血糖値上昇を抑えるだけではなく、数時間後にピーナッツを含まない高炭水化物の昼食を摂った後の血糖維持効果も確認されています。また、血糖値を下げるインスリンの分泌に重要なマグネシウムの供給源としてもピーナッツは優秀な食品です。

 

悪玉コレステロールを抑制

ピーナッツの脂質にはオレイン酸リノール酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれています。

この不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールを抑制する作用があり、動脈硬化などの生活習慣病を予防し、肥満防止にも役立つといわれていますよ。このように、ピーナッツに含まれる脂分は良質で、健康に良い効果が期待できる脂ですので、ただカロリーが高いだけではないのです。

 

高い抗酸化作用で老化を抑制

アーモンドに準じてピーナッツにも多く含まれるビタミンEは強い抗酸化作用があり細胞を丈夫にし、老化、がん、心筋梗塞脳卒中予防に。ピーナッツは血行を良くし、冷え性や血行不良による肩こりを改善します。

 

記憶力アップ効果

ピーナッツに含まれる「レシチン」は神経伝達物質アセチルコリンを作り出し、脳の神経細胞の働きを活発にします。記憶力や認知機能の向上効果があるピーナッツには受験や勉強のおやつ、認知症予防に適しています。

 

良性乳房疾患(乳がんのリスク)を減らす

9~15歳女性がピーナッツを最低週に2回食べると最高40%程度まで良性の乳房疾患を減らす事ができ、特に乳がんを患う家族のいる女の子が整理の前後にピーナッツを食べることで強い抑制効果が見られた、との報告があります。また、週に最低1皿ピーナッツ料理を食べる女性は増殖性の良性乳房疾患(乳がんに進行する確率の高い疾患)リスクを3分の1に減らせることが分かりました。

 

抗ガン作用

レスベラトロールで特に有名なのは抗ガン作用。腫瘍細胞中に存在するCYP1B1という酵素が、レスベラトロールをピセアタンノールというガン細胞を死滅させる物質に変化します。しかもその変化は腫瘍細胞中でしか変化しないので健全な細胞には影響がないという研究結果があります。

 

アンチエイジング・老化抑制

体細胞は分裂を繰り返すごとに老化しますが、テロメアDNAの寿命が尽きると分裂は行なわれなくなり肌は老化します。このテロメアは染色体の末端にある保護構造で寿命があります。テロメア細胞分裂の回数券なのです。ピーナッツに含まれるレスベラトロールは、このテロメア回数券の回数を増やすため皮膚を若々しく保つ効果があります。レスベラトロールは誰の体にも存在するサーチュインと呼ばれる長寿遺伝子を活性化させ老化を遅らせる働きがあります。

 

美肌効果

アクネ菌の増殖を抑えるニキビ予防効果、メラニンの生成を抑える美白効果、肌の弾力・ハリの維持などの美肌効果が報告されています。「ニキビができる」というピーナッツのイメージとは全く逆の効能が期待できます。

 

認知症予防

レスベラトロール認知症予防に効果がありそのメカニズムを解明。また、脳の神経細胞を死滅させてしまう脳にたまるタンパク質のゴミ「アミロイドβ」という物質があります。この脳のゴミ「アミロイドβ」は誰の脳にも存在していますが、重要なのはアミロイドβのゴミ出し能力。歳をとるにつれてこのゴミ出し能力が落ちていき脳にゴミが溜まってしまいます。レスベラトロールは血管の拍動を助け、このアミロイドβのゴミ出し能力をアップさせる可能性があることが示唆されました。

 

抗インフルエンザウィルス効果

ピーナッツの薄皮にインフルエンザウィルスを減少させる抗インフルエンザウイルス作用が認められた。ランナー種のピーナッツから抽出した抽出液では、培養上清中のウィルス量は千分の一以下になった。ピーナッツの薄皮と抗インフルエンザ薬との併用により抗インフルエンザウィルス作用が増強される相乗効果が見いだされた。今後は動物実験等での検証を進めていく。(『菓子食品新聞』2019新年特大号より一部を引用)

 

二日酔いに効くナイアシン

ナイアシンは二日酔いの予防に効くといわれています。ナイアシンは、アルコールの成分を分解するはたらきがあり、二日酔い成分といわれるアセトアルデヒトの分解を助ける効果があるので、お酒のアテにぴったりなのですね。

 

落花生アレルギーに注意!

落花生は蕎麦や卵などと同様アレルギーとして表示義務のある食品です。落花生アレルギーの方は摂取をお控えください。

 

食べ過ぎに注意!

ピーナッツは一日約20~30粒が適量。どんな食品にも言えることですが過剰摂取はやめましょう。ピーナッツの油が健康的と言っても高カロリー、食べ過ぎには注意です。ピーナッツだけを食べるのではなく色々な食材をバランスよく食べましょう。