どぐうちゃん土偶サブレ
スイーツガーデンサクララ(秦野市尾尻545の1)が、市内の菩提横手遺跡から出土した土偶をモチーフにした「どぐうちゃんサブレ」を製作した。「この土偶はまだあまり市民に浸透していないと感じ、存在を広めたいと思った」と同店オーナーパティシエの吉野大輔さんは話す。
この土偶は2018年に(公財)かながわ考古学財団が、新東名高速道路建設に伴う秦野市菩提横手遺跡の調査で発掘したもの。縄文時代後期の住居跡から出土した。左手足が一部欠けているものの、現存する部分が多く自立も可能で、全体の姿が分かるという点でも大変貴重とされている。
この土偶は2018年に(公財)かながわ考古学財団が、新東名高速道路建設に伴う秦野市菩提横手遺跡の調査で発掘したもの。縄文時代後期の住居跡から出土した。左手足が一部欠けているものの、現存する部分が多く自立も可能で、全体の姿が分かるという点でも大変貴重とされている。
愛らしい見た目を再現
「ブタのような鼻でゆるキャラみたい。そのままいかしたい」とサブレは現物そっくりの型を使用。土偶の可愛らしい見た目に合わせて、味もどの世代からも親しまれるよう工夫したという。
こだわりは秦野産小麦「ゆめかおり」を使っていること。ゆめかおりは、他の小麦と違い肥料を1回多く与えるひと手間をかけているためグルテンを多く含み、少し黒みがかっているのが特徴だという。吉野さんは「美味しい小麦を使ったサブレを通して、秦野の深い歴史・文化を知るきっかけにしてもらえれば」と話した。
ごちそうさまでした。